TOKYO EDUCATION LABでは「探究学習×修学旅行」や「探究型SDGs学習×修学旅行」を推奨しています。
弊社は修学旅行も探究学習の一環としてとらえ、『事前・事後学習』と『フィールドワーク』を一体化させてプログラム提供しており、2022年も多くの学校さまに提供させていただきました。
2022年の締めくくりに、2校の事例を学校さまのご許可をいただきご紹介いたします。
事例1【駒場学園高等学校 体験旅行】
旅程:10/24(月)〜10/26(水)
方面:尾道(広島県)、松江(島根県)、北九州(福岡県)の3コース
<内容>
事前学習として、今年の1月からチームに分かれて地域課題の解決策を探究してきました。
テーマは「人口減少を食い止め、定住人口を増やすには何ができるのか?」
仮説を立て、チーム内で議論を重ね、夏にはポスターセッションを実施しました。そして待ちに待った秋の体験旅行では、地元で活躍する方や市役所の方など関係者の皆さまへインタビューを行い、市内をフィールドワークで巡って課題解決のヒントを探りました。地域のさまざまな場所の視察を通して事前学習で立てた仮説を検証し、旅程最終日にはプレゼンテーション大会を開催。体験旅行中にお世話になった大人の方々を審査員としてお招きし、約10カ月にわたって探究した内容を披露しました。
▶取材を受けた「北九州コース」での体験旅行の様子はこちら
現地での生徒の様子、体験旅行の内容がより伝わりますので、是をご覧ください。
「東京の高校生が街の課題探る修学旅行 北九州市に」(KBC九州朝日放送)
事例2【新渡戸文化高等学校 体験旅行】
旅程:11/8(火)〜11/11(金)
方面:フードデザイン・音楽コース=尾道(広島県)、美術コース=十日町(新潟県)
<内容>
・フードデザインコース
尾道市内に蔵を構え440年もの歴史を誇る尾道造酢さんで蔵元見学し、お酢の歴史を学びました。また、瀬戸田(同市・生口島)に移動した後は島の名産であるレモンをテーマに、島ごころさんでは生徒たちのために特別にプログラムされたレモンケーキ作りを体験し、LEMON FARM GLAMPINGさんではレモンの収穫を体験し、食に関するテーマで深く学ぶ機会となりました。
・音楽コース
尾道市には、「よく響く美しい歌声」という意味から名付けられたベル・カントホールがあります。このベル・カントホールで声楽やピアノ演奏を披露するコンサートを開催しました。コンサートにさきがけて、広島大学で「音楽がもたらす地域コミュニティへの可能性」について研究されている世界的指揮者のチヤ・アモス氏にも特別指導を仰ぎ、どの生徒も熱心にリハーサルを重ねました。コンサートには地域の方もたくさん足を運んで鑑賞くださり、生徒さんたちにとってもかけがいのない時間となりました。
・美術コース
越後妻有の広大な里山を舞台に4年ぶりの開催となった現代アートのイベント「大地の芸術祭」を堪能しました。事前学習では十日町・松代エリアを中心に鑑賞したい作品を調べて行きました。生徒さんはアートの鑑賞と共に、里山めぐりで越後妻有の風土や文化も体感しました。評価の高い芸術祭を地域の自然の中でのびのびとした感性で鑑賞できたことは、今後の作品づくりに新たなヒントを得たことでしょう。
◆探究学習×校外学習」に関心おありになる方は、お気軽にお問合せください。
学習指導要領にも明示されている「探究」は、知識を得るだけではなく、自分が知りたいことを、自分自身で調べて自分なりの結論を出していく力を養成します。TOKYO EDUCATION LABでは、生徒さんたちの心に大人になっても刻まれる楽しい記憶とともに、深い学びや体験につながる探究学習のサポートを行なっております。
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