大阪・関西万博の開幕までいよいよ2年を切りました。万博のニュースも目に触れることが増え、地元だけでなく全国各地で2025年に向けた機運が高まってきているように思います。
4月には入場料に関する報道もあり、2025年には「校外学習を大阪で」と検討されている学校さまも多いと思います。また、開幕にむけて全国で機運が高まる中、今年・来年の校外学習で「せっかく大阪に修学旅行に行くのだから、万博を探究学習のテーマにしたい。」とお考えの学校さまも増えていると実感しています。
TOKYO EDUCATION LABでは、大阪・関西万博の共創パートナーであることから、万博をテーマにした探究学習プログラムを提供する機会が増えていますので、事例をご紹介します。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
万博のテーマは2030年を目標達成年と定めるSDGsの理念「誰一人取り残さない」とも親和性の高いものになっています。
多くの学校さまが探究学習のテーマに採用している「SDGs」と大阪・関西万博のニュースを結び付けたTOKYO EDUCATION LABオリジナルの旅ナカプログラムをご用意しました。
プログラムご提供先:広島市立観音中学校様
第一部 講演「1970年と2025年の2つの万博」
万博の歴史、開催の意義、1970年に6,400万人が来場したとされる大阪万博の当時の様子、そして2025年の大阪・関西万博について弊社代表・金井の解説で学習しました。
言葉では耳にしていても、何を目的に開催しているのかを初めて知った生徒さんも多く、熱心にメモを取る姿が印象的でした。
第二部 「新聞記事からSDGsと万博のつながりを学ぶ」ワークショップ
4〜5名のグループに分かれてワークショップ形式で、『新聞記事から万博とSDGsの繋がりを学ぶワークショップ』を行いました。ワークショップでは朝日新聞制作の「ペタッとSDGs新聞学習ふせん」を活用しました。
ピックアップした新聞記事はこちら:
■「空飛ぶ車 USJや海遊館から万博会場へ 離発着整備」
■「食品廃材を使用した循環型の容器開発 万博会場でも提供へ」
記事をに対してSDGs番号1〜17番に該当することは何か(ポジティブ/ネガティブ問わず)を考えに考え抜いてもらい、に書き出しもらいました。
中にはオリジナルでSDGs番号18番を考える生徒さんも現れ、周囲を驚かせている様子もありました。
資料:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
2025年の関西・大阪万博は、SDGsを達成するためのプラットフォームという位置付けもあります。
中高生は幼少期から持続可能性をめざした社会に暮らしており、学校での探究学習がSDGsをテーマにしていることなどからも、既にSDGsのことは良く知っていますので『SDGsネイティブ」・「サステナビリティネイティブ』とも言えます。
観音中学校の生徒さんもSDGsに関する認知度はほぼ100%に達し、事前学習も含めて多くのことを学んで本プログラムに参加されたことが伝わってまいりました。
電通の調査(5月12日)でもSDGsの認知度は10代男子で58.5%、10代女子で72.4%と高い水準となっています。これは他の年代が40%前後であることから非常に高い数値であることがわかります。
TOKYO EDUCATION LABは、旅ナカコンテンツとしての大阪・関西万博を学ぶプログラムをご提供可能です。旅ナカコンテンツですから、首都圏エリアの学校さまだけでなく、大阪・関西エリアに修学旅行に行く全国の学校さまを対象にプログラム提供することが可能です。
公立の学校さんでも導入しやすいプログラム構成となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。(代表も大阪生まれです。お任せください!)
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