
2025年12月17日(水)・18日(木)、淑徳高等学校1年生を対象に、キャリア学習プログラム「グローバルキャリアデイズ(3日間)」の初日・2日目にてワークショップを実施しました。
テーマは 「高校生のためのアントレプレナーシップ 〜未来をつくる一歩目〜 板橋区の地域活性化アイディア」。未来を自ら切り拓く思考法を、楽しみながら身につける2日間となりました。
DAY1:アントレプレナーシップを“自分ごと”にする時間
初日は、まず「アントレプレナーシップとは何か」「なぜ今それが必要とされるのか」を、これからの社会を象徴する VUCA の視点から解説。
その後、発想の壁を取り払うための ブレインストーミング練習、そして「アメリカで流行する新しいカップ麺の味」を考える創造ワークへ。
正解のない問いに向き合い、アイデアを膨らませる楽しさと難しさを体験しました。

DAY2:板橋区の地域活性化アイディア創出ワーク
2日目は、来年度の「総合的な探究の時間」で取り組む 『板橋区を1mm動かすプロジェクト』 と直接つながる内容を実施。
前日に学んだ発想法を生かし、身近な地域をより良くするアイディアをグループごとに企画しました。
「身の回りの課題から問いを立てること」「アイディアを広げ、最後は収束させること」──探究学習の基礎となるプロセスを体験しながら、未来の“地域をつくる人”としての視点を育む時間となりました。

来年2月には「秩父探究とりっぷ」へ
ワークショップの最後には、2月に予定している 「秩父探究とりっぷ」 を紹介。
板橋区以外の地域でフィールドワークを行うことで、新たな視点を獲得し、来年度の探究活動をさらに深めるヒントにつなげていきます。
アンケート結果:96.7%が「とても良かった/良かった」
開催後のアンケート(回答数341名)では、96.7% が「とても良かった・良かった」と回答。
特に「今回のプログラムで身についた力」としては、以下が多く挙げられました。
- 自分の考えを言語化して人に伝える力
- ゼロから1を生み出す力
- 順序立てて課題に向き合い、アイディアを収束させる力
生徒の皆さんのコメントからも、思考の手応えや新たな視点の獲得がしっかり伝わってきました。
今回の2日間が、生徒の皆さんにとって「未来をつくる一歩目」となることを願っています。
TOKYO EDUCATION LABでは、これからも学校や地域と連携し、生徒が主体的に学び・創り出す機会を提供してまいります。
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