2026年5月、富士見高等学校の生徒の皆さんが、北海道・宮城・沖縄の3地域に分かれて「体験学習旅行」を実施しました。
今回の旅行では、現地で暮らす人々との交流や地域ならではの体験を通して、社会の課題を知るだけでなく、自分自身の生き方や価値観について考えることを目的としています。
TOKYO EDUCATION LABは、各地域のテーマに合わせた訪問先の調整や交流プログラムの企画・運営を行っています。
北海道・上川コース
地域で幸せに生きるために必要なものを考える
北海道コースでは、大雪山国立公園の玄関口に位置する上川町を訪れました。
町役場や地域の交流拠点「大雪かみかわヌクモ」、上川高等学校、地域の事業者などを訪問。東京と上川町の暮らしの違いや、人口減少が進む地域で新たな仕事や人のつながりを生み出す取り組みに触れ、地域への理解を深めました。
旅の最後には、「自分が幸せに生きるには、どのような環境や人とのつながりが必要か」をテーマに意見を交わし、自分なりの考えを発表しました。

宮城・石巻コース
建物だけではない「復興」に向き合う
石巻コースのテーマは、「あなたが考える復興とは?」。
震災遺構の大川小学校や女川町を訪れ、語り部の方から東日本大震災当時の状況や、その後の歩みについてお話を伺いました。
また、漁業や地域交流に携わる方々、大学生、子どもたちを支援する団体とも交流。まちや建物が再建されることだけでなく、人の気持ちやつながりを取り戻していくことも復興の一つであることを実感出来ました。
現地で得た学びをもとに、復興に必要な考え方や行動をそれぞれの言葉でまとめ、復興についての考えを深めました。

沖縄コース
イメージと現地の姿の違いから沖縄を知る
沖縄コースでは、観光地としての印象だけでは分からない「本当の沖縄」を知ることを大切にしました。
琉球大学では、魚の養殖と植物栽培を組み合わせた持続可能な陸上養殖を見学。コザでは、起業家との交流やまち歩きを通して、基地の門前町として発展してきた歴史と、新しいまちづくりの動きを学びました。
さらに、沖縄アクターズスクールでのダンス体験、コザでのエイサー体験や、宜野座高等学校の生徒・地域の方々との交流も実施。米軍基地に対して県外から抱いていたイメージと、現地で暮らす人々の考え方との違いに触れ、沖縄を多面的に考えるきっかけとなりました。

現地で出会い、対話するからこそ得られる学び
3地域のテーマや活動内容は異なりますが、共通していたのは現地の方々との対話を通して、自分が持っていたイメージや考えを問い直したことです。
今回の経験が、地域への理解を深めるだけでなく、これからの社会や自分自身の生き方を考えるきっかけになれば幸いです。
ご協力いただいた地域・学校・大学・団体・事業者の皆さまに、心より御礼申し上げます。
ご関心のある学校関係者・旅行会社の皆さまは、お気軽に info@tokyo-education-lab.co.jp までお問い合わせください。