TOKYO EDUCATION LABは、駒場学園高校の体験旅行プログラムをプロデュースしました。今年度は、佐賀・松江・山口・尾道の4つの地域を舞台に、地域創生をテーマとした探究学習を実施。約10か月間の事前学習を経て、10月20日から23日の4日間にわたる現地活動に臨みました。
現地では、フィールドワークや地域の方々へのインタビューを行い、地域の課題を深く掘り下げました。そして最終日には、地域の市役所や現地でお世話になった方々を招いてプレゼンテーション大会を開催。生徒たちは、自分たちの探究の成果を発表し、地域の方々からフィードバックをいただくことで、学びをまとめる貴重な経験を得ました。
各地域でのテーマと取り組みの概要をご紹介します。また、各メディアの皆様にも大きく取り上げていただきました。
佐賀:「佐賀の魅力アッププロジェクト!」
佐賀県庁、佐賀市役所、佐賀大学と連携し、県全体をフィールドワークの対象として、佐賀の魅力を発信するためのアイデアを探究しました。県の魅力度ランキングを向上させるための具体的な解決策を、現地の方々との対話を通じて模索しました。
松江:「ただいまが言える町。松江を第2のふるさとに」
松江市役所や島根大学の学生との交流を通じ、関係人口や定住人口の増加につながる取り組みを探究。現地では「住みたくなる松江」の魅力を深掘りし、生徒たちは「第2のふるさと」としての松江の可能性を考えました。
山口:「プロスポーツクラブ × 地域活性」
レノファ山口FCの全面協力を得て、プロスポーツクラブが地域活性化に与える影響を探究。温泉地を軸にした地域活性の事例や、スポーツが地域にもたらす可能性を学びました。スポーツに親しむ学生にとって、新たなキャリアの視点やビジネスフィールドの可能性を考えるきっかけとなりました。
宇部日報(10/24配信)
尾道:「観光だけではない尾道の魅力を深掘り」
尾道観光大使・後藤峻さんのサポートを得て、空き家問題や猫との共存、オーバーツーリズム、高校生目線での住みやすさといった課題を探究。今年で4年目となる訪問では、県立尾道商業高校の生徒と共同でフィールドワークを実施。東京と広島、それぞれの高校生が感じる尾道の魅力と課題を共有し合いました。
生徒たちは各地域の特色や課題に直接触れることで、地域創生について実践的な学びを深めました。TOKYO EDUCATION LABでは、今後もこうした探究型の学びを通じて、生徒たちが地域や社会とつながるきっかけを提供していきます。
公立・私立学校様、先生方、修学旅行を提供している旅行会社の皆様へ:
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