【活動報告】市川学園市川高等学校 〜沖縄修学旅行をサポートさせていただきました〜

2025.12.03

2025年11月5日〜7日の3日間、千葉県市川市の私立市川学園市川高等学校さんの沖縄修学旅行をプロデュースいたしました。
1学年約400名の生徒さんをA隊・B隊の2編成に分けた行程が組まれ、弊社は4コースのプログラムを展開。沖縄の文化や自然を体験し、学びを深めるお手伝いをさせていただきました。

海洋探究プログラムコース:
琉球大学が進める「COI‑NEXT サステイナブル陸上養殖施設」を見学し、陸上養殖の最先端技術や持続可能な水産業について学びました。

教授による講義を受けたあとは琉球ミーバイの陸上養殖施設を見学。講義では陸上養殖の仕組みや環境管理の工夫について学び、施設見学では塩分濃度の違う水槽や水質管理など実際の養殖現場を間近で体験。プログラムの最後には研究チームの方々への質問タイムを設け、生徒たちは技術面や環境面など、多岐にわたる質問を活発に行いました。

さらに見学後にはミニキャンパスツアーを行い、沖縄ならではの豊かな自然に囲まれたキャンパス環境を体感しました。


マングローブから考える沖縄の未来と自然コース:
午前中にカヌー体験を楽しんだ後、恩納村のビーチで専門家とともにビーチクリーンを実施。まず沖縄の海洋環境やゴミ問題についての講話を受け、その後ビーチで実際にゴミ拾いを体験。活動中はゴミの分別や海洋への影響について学び、きれいになったビーチではビーチフラッグも楽しみました。振り返りでは、想像以上に多様なゴミが落ちていたことや、ホテルから見えるビーチとの違いに気づき、環境保護の重要性を実感したとの声が上がっていました。


沖縄家庭料理とお菓子作り体験コース:
地元の方と一緒に沖縄の家庭料理とお菓子作りに挑戦しました。
沖縄そば、タコライス、サーターアンダギーをそれぞれ手分けしながら調理し、台所には活気ある声が広がりました。沖縄そばのだしは、鰹節を丁寧に削るところからスタートし、香り豊かな本格的な味わいに。サーターアンダギーは自由な発想でオリジナルの形に仕上げるなど、食を通じて沖縄の文化に触れる、あたたかい体験となりました。


研究員と行く!森と海で出会う沖縄ネイチャー探究コース:
午前中は亜熱帯の森をフィールドに、植物・昆虫・小動物の観察を通して、生物同士・生物と環境とのつながり、島固有の生態系や生物多様性の重要性について学びました。
午後は潮が引いたサンゴ礁を歩き、サンゴそのものやサンゴ礁を支える海の生態系の成り立ち、栄養循環、温帯の海との違い、サンゴ礁保全の必要性について観察。

両プログラムを通して、自然科学的な知識とフィールドでの体験を融合させ、沖縄ならではの自然環境への理解を深めるとともに、環境保全に関わる意識を高めました。

◆探究学習×修学旅行に関心がおありの方は、お気軽にお問合せください。

学習指導要領にも明示されている「探究」は、知識を得るだけではなく、自分が知りたいことを、自分自身で調べて自分なりの結論を出していく力を養成します。TOKYO EDUCATION LABでは、生徒さんたちの心に大人になっても刻まれる楽しい記憶とともに、深い学びや体験につながる探究学習のサポートを行なっております。

さらに詳しくお知りになりたい公立・私立学校様、先生方、修学旅行を提供している旅行会社様はお気軽に info@tokyo-education-lab.co.jp までお問い合わせくださいませ。

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